東京の愉しみ

東京の万華鏡クラスに行くときに、万華鏡以外に楽しみにしていることがあります。

 

ひとつは富士山。

新幹線の車窓から間近に見る富士山もいいですが、東京の街の一角から富士山を見つけたときは見入ってしまいます。

 

今回は多摩川の土手から武蔵小杉のビル群の合間にひょっこり頭を出した富士山にしばらく見とれていました。

どんどん日が暮れていって、はっと写真を撮ろうと思った時の1枚。

 

へたな写真でみるとよくわからないですが、実際に見るとやはり美しく威厳を放っています。

 

もうひとつは、「豆かん」と「ところてん」。

こどもの頃、「みつまめ」というおやつをよく食べていたように記憶しています。

「みつまめ」はたっぷりの赤エンドウ豆と四角く切った寒天に白蜜がかかっていました。

「ところてん」は三杯酢でおろししょうがを少し添えて。

 

関西に住むようになって初めて食べたところてんは、三杯酢だと思ったものは黒蜜みつ。

みつまめらしきものは豆は数粒しか入っていないことにショックを受けました。

 

それが東京ではたっぶりの豆と寒天だけの「豆かん」や三杯酢の「ところてん」があちこちの甘味屋さんで頂けるのです。

 

おしゃれなカフェや洋菓子も惹かれるけれど、なんてったって「豆かん」です。