光と影の生きる喜び展

 

藤城清治さんが好きです。

 

御年94歳になられても創作意欲が衰えるどころか、どんどん新しい作品を作り続けられるパワーに驚きです。

 

昨日、『光と影の生きる喜び展』をみてきました。

今回は神話の世界の展示が沢山ありました。

『神々の光と国の始まり』

『天の岩屋戸と八百万神の舞』

『三輪山と大神神社』など、心に響く作品ばかりで時間をかけてゆっくりと鑑賞してきました。

来年5月には宮崎空港に『神々の光と国の始まり』がステンドグラスとして完成するそうです。

ぜひとも宮崎に行って見てみたいです。

 

新作も素晴らしかったですが、なんど見ても同じ感覚になる作品があります。

『陸前高田の奇跡の一本松』

これまでに全国で行われる展覧会で何度かこの作品を見てきました。この作品の前に立つと必ず体がゾワゾワして、さみしいような怖いようなそれでいて嬉しいような希望のようなものも感じます。

何かしら不思議なパワーが宿っているようです。

 

また、『月光の響』は1981年の作品ですが、初めて見た時に虜になりました。

藤城さんにサインをしていただいたポスターが我が家の玄関に飾ってあります。

一日何度も前に立つのですが、いつも祝福されているような気分になります。

いやなことがあった時などは、この前に立つと浄化され穏やかな気分に戻っていきます。

 

展覧会の会場内は鑑賞者もいい雰囲気の方ばかりで穏やかな空気が漂っていました。

この会場内では作品の写真を撮ってもいいのでスマホで沢山撮ってきましたが、下手な写真を披露して作品のイメージを台無しにしてしまってもいけないので、頂いてきたポスターだけUPしました。

 

10月10日までです。ぜひ足を運んで『生きる喜び』を感じて下さい。